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Adachiちゃりネットzoom ~開催報告~


先日、Adachiちゃりネットに関わる方、約20人がビデオ会議アプリ「Zoom」を使って設立総会を開催しました。「ちゃりネット」に込めた想いや、今後の取り組み、参加者それぞれが見えている視点などを2時間にわたって話しました。

 

<当日タイムスケジュール>

14:00 zoomの使い方、参加の仕方について

14:10 シンガーソングライター山中潤一さん ライブ

14:30 ポルテホール連絡協議会 施設長 白石誠一さん 挨拶

14:45 「あだちちゃりネット」と「これからの足立」について(フリートーク)

14:20 グループシェア

14:40 全体シェア   

16:00 終了

 

ポルテホール連絡協議会の白石さんからは、ポルテあすなろについてと、足立区内68万人、33万世帯、そのうちの8000世帯のひとり親世帯。30パーセントは非正規職員。外国人3万人。と、様々な地域課題を抱える中で、この場所をハブとした、学びの場の支援、地域交流支援、地域のネットワークづくりの重要性について、お話をされていました。

 

フリートークに入り、今後の「足立」や「ちゃりネット」はどんな姿を描いているのか、何がつながっていったらいいのかを、大山さん、橋本さん、大迫さんの3名のお話を軸に、参加されたみなさんと意見を交わしました。

 

あだち子ども支援ネット代表の大山さんからは、足立区内の主な移動手段である「自転車」をキーワードにし、人のつながり、情報のつながり、困難家庭、困窮家庭必要な情報を早く届けるようにしたいというお話を。

 

ポルテあすなろの大迫さんからは、施設で長らく働いてきた中で感じていた「地域との交流」の重要さ、利用者が地域に戻った時に疲弊してしまう実態から、生きる場所、生活の場所の地域 戻っていく環境が大事とし、あすなろと地域の共生を考えたいとお話いただきました。

 

ポルテホール連絡協議会事務局の橋本さんからは、「チャリ」というのは、自分の力で漕いで遠くまで行ける唯一の方法、誰とでもつながれる、どこへでも行ける、「ちゃりネット」はそういった軽快さをもって動いていけるものにできたらよいのではと、「Adachiちゃりネット」を媒介に個々がゆるく繋がることへの期待をお話いただきました。 

 

フリートークでは、「オンライン学習」「ラインのオープンチャット」を実施している方からのお話や、今後、不登校が増える可能性や、それをどう支援していったらいいのかといった話。また、参加いただいていた弁護士さんからは、相談窓口の情報や、「ぜひ相談してほしい」といった呼びかけをしていただきました。また、パントリーの活動再開に向けて、また後日話をしましょうとなりました。

 

2時間という短い時間でしたが、リアルで会えなくなり、情報が届いていない状況が続いていた中で、想いや感じているものを伝える場所になれたのではないかと思います。